ニューヨークヴィンテージマンションリノベーション

コンセプト

大阪市中央区にて中古マンションをリノベーション。

所有されていたマンションはメゾネットタイプの２階建て住宅でした。
お住まいが近くだったことでスクールバスを知っていただきご縁をいただけることに。

特に気に入っていただけたのは担当のリノベーションデザイナーが提案させていただいた”パース”、
奥様のお好みだったアメリカンなデザインのイメージ共有ができたことがパートナーにしていただいた決め手でした。

「ニューヨークにあるヴィンテージマンション」がテーマ、
アメリカらしい空間を創るためにまずプランしたのはＬＤＫ部分でした。

メゾネットマンションならではの吹き抜け上まであった大きな窓をリビングに取り込み、
タイル張りのキッチンやモールを施した天井までの創作本棚のある書斎などをデザインとして一体化仕上げに。

キッチンダイニングは使い勝手を意識したコの字型タイプのものを採用しダイニングも兼ねたアメリカンなスタイルを重視してプラン設計を行い、
さらに大きな窓からの光を取り込んだリビングを見渡せるようにしました。

来客が多いというH様邸では１階をパブリックな空間、２階をプライベートな空間にスペース分け。
サニタリースペースはモノトーンでまとめたタイルをふんだんに使用して仕上げ、
２階部分では階段上がってすぐのホールにはお子様のトランポリンや、バレエのレッスンが出来る鏡貼りの壁を設置。
子ども部屋とご夫婦の寝室の間には大容量のWICと洗面とシャワースペースも設けています。

素材選びでは打合せ中にお子様が遊んで並べたデザインをエントランスにそのまま取り入れることに、
リビングまでのアプローチはヘリンボーンの床と白い腰の框パネル、グレーの壁と合わせました。
その他の巾木や天井の廻り縁、腰の見切り、タイルの色味など・・・どれもたくさんのサンプルからこだわって選定しじっくりとお打合せを行い決めていったのも良い思い出。

思いのほか天井高さが低かったり、大きな梁があったり、とプラン作成に苦労したものの、
天井高さは躯体を現して色や素材のバランスを調整することで問題を解決していきました。

奥様の長年の夢を叶えるという、今回のお家作り。
使い勝手もデザインも重視され細部にまでこだわって完成したリノベーションです。