収納リノベーションの事例と空間を活用する収納アイデアを紹介
2020.10.31施工事例「家族の物が増えすぎて、収納する場所がほとんどなくなってきた…」ということはありませんか?
ふと気が付いた時にはさまざまな物で溢れてしまいがちの家。
散らかったものを整頓して毎日を快適に過ごすためには、「収納」を上手く行うことがカギになります。
今回は収納リノベーションにはどんな種類があるのかご紹介します。
収納リノベーションの事例
収納を意識してリノベーションした事例を3つ紹介します。
・コンクリ×モルタル×パーケット、収納にこだわったアウトドアライクな家
玄関から近い洋室2間を広い土間とフリースペース、ウォークインクロゼットに変更しました。洋服や鞄、靴、キャンプ道具などのアイテムをスムーズに収納できるよう配慮。
さらに、玄関とLDKを直接繋ぐ廊下を新設し、動線上に洗面化粧台を配置して、外出前の身支度や帰宅後の着替えがスムーズにできるよう寝室や洗濯・脱衣スペースと繋いで回遊できる動線を計画しました。
事例:https://www.school-bus.jp/gallery/100/
・ピンクの壁にアールの天井、モダンインテリアが馴染む個性派デザイン空間
特にこだわったのは色のバランスです。淡いピンクと薄いグレーを組み合わせて、キッチンや収納扉をチャコールグレーにしました。また、照明器具やハンガー、取っ手などにはゴールドを差し色として使用し、木製のモダンインテリアと調和させました。
さらに、パントリーやウォークインクロゼット、玄関収納の出入り口もアーチ型にすることで、よりエレガントな雰囲気で統一しました。
間取りは4LDKを2LDKに変更し、ゆとりを大切にし、収納力を高めて暮らしやすさを追求しました。玄関を入った正面の洋室をなくし、広い土間スペースと玄関収納に変更したことで、より開放的な玄関空間を実現しました。
事例:https://www.school-bus.jp/gallery/101/
・デザインと暮らしやすさと
WICを廊下と各部屋の間に設置し、普段の暮らしの動線上に収納を配置することで、収納量だけでなく使い勝手も追求しました。
また、収納へと続くアーチ型開口の内側は黒色にデザインすることで、空間にメリハリをつけました。海外のリノベーションデザインを参考に、廊下の照明は天井部分に設置するのではなく、壁面にあしらうことにしました。
事例:https://www.school-bus.jp/gallery/83/
収納の重要性
収納の重要性をあらためて紹介いたします。
収納の有無で生活の快適性が大きく変わります。
・スペースの有効活用
・物の保管や整理
・安全面の確保
スペースの有効活用
スペースの有効活用は、収納をうまく使うことで実現できます。例えば、壁面に棚を設置することで、床面積を占有することなく収納スペースを確保することができます。また、引き出しや戸棚を使うことで、物をスッキリと収納することができます。
これによって、物が散らかることなく空間を広々と保つことができます。さらに、物をうまく収納することで、スペースを有効に使うことができます。
物の保管・整理
収納は、物を保管するだけでなく、整理することにも役立ちます。物をきちんと収納しておけば、「必要な時にすぐに見つけられる」「整理整頓された部屋は見た目がきれい」「綺麗な空間にいることで心が落ち着く」といったメリットがあります。
また、収納がきちんとしていると、いつでも物がどこにあるのか把握しやすくなるため、時間の節約にもなります。さらに、収納の整理をすることで、不要な物を見つけ出し、処分することもできます。これによって、部屋をスッキリとさせ、ストレスを軽減することもできます。
安全面の確保
物が散乱していると、転倒やつまづきなどの事故が発生しやすくなります。例えば、床に散らばったおもちゃや書類に足を取られて転んでしまうこともあります。また、重いものや高い位置に置かれたものが倒れてくる危険性もあります。そのため、収納をうまく使って物を整理しておくことで、事故の発生リスクを軽減することができます。
また、火災や地震などの非常時にも、収納の整理は非常に重要です。避難の際には、物が散乱していると通路が塞がれたり、物が落ちてきたりして危険です。
また、非常時に必要な物をすぐに見つけることができないということもあり得ます。そのため、普段から収納を整えておくことで、非常時にもスムーズな避難ができるように準備することが大切です。
収納のリノベーションアイデア
収納のリノベーションは、アイデア次第で自由に設計できます。
収納リノベーションに役立つアイデアを4つ紹介します。
・壁面収納
・ウォークスルークローゼット
・パントリー
・ロフト
1つずつ解説していきます。
壁面収納
壁一面に作った収納のことで、本来ならば壁である部分を有効活用できるのが壁面収納です。
壁面収納のメリットとしては、壁に収納スペースをつけることが可能なため、余分なスペースも有効活用できるということが挙げられます。
ほかにも部屋の雰囲気に見合ったデザインにできるため、おしゃれな雰囲気を演出できます。
壁全体を使うリノベーションなので、部屋の雰囲気にデザインを合わせれば初めからあったかのような見た目に仕上がります。
また比較的安い費用からでも収納スペースを作ることが可能です。
リノベーション業者に依頼する際に自分の希望する仕上がりが、予算内に収まるのかどうか相談してみるのも良いでしょう。
ウォークスルークローゼット
人が通り抜けられるタイプのクローゼットをウォークスルークローゼットと言います。
特徴としては出入り口が2ヵ所あり、各々別の部屋に続いています。
人の動きを妨げないよう、出入り口に扉を設けないケースが多く見られます。
ウォークスルークローゼットのメリットは、家事を行う動線内に設置することにより、スムーズに作業を進められるということが挙げられます。
また通気性・採光が良いため、衣類にカビができる心配もありません。
ウォークスルークローゼットは、回遊がしやすく便利な収納スペースです。
しかし、リノベーションを行うにあたってはその間取りが戦略的かつ、細やかな収納計画を必要とするため、事前にリノベーションが可能かどうか業者に相談するのが良いでしょう。
パントリー
キッチンで使用する食材・食器を収納するスペースのことをパントリーと言います。
定番の設置場所としてはキッチンスペース内か、その横に棚のみ設置するというのが一般的です。
パントリーのメリットとしては、収納が格段に増えるということが挙げられます。
キッチンまわりで乱雑になりがちなお皿や調理器具などもまとめることができ、キッチンをより広く使うことができます。
広くパントリーの面積が取れる場合、食品以外にも洗濯洗剤・トイレットペーパー・シャンプーなどの日用品のストックを収納しておくのも良いでしょう。
物に溢れたキッチンをすっきりさせたいという方は、リノベーションでパントリーを作ってみてはいかがでしょうか?
ロフト
天井が高い部屋において、天井の近くに作られた物置として利用できる空間をロフトと言います。
天井が低いことが特徴でもあるロフトは書斎や子ども部屋として使われることもありますが、主には収納空間として使われるのが一般的です。
ロフトのメリットは、床から天井までの高さがある家で収納場所を増やせるという点です。
床に収納空間を増やすよりも、すっきりとした見た目になるのでおすすめです。
リノベーションでロフトを作ることで、家の居住空間を広げることができ、空間を効果的に活用することができるでしょう。
おわりに
今回は収納リノベーションの種類をいくつかご紹介しました。
収納アイデアとして工夫できる情報は世の中にたくさんありますが、「散らからない部屋」を作ってしまうというのも一つの解決方法です。
今回ご紹介したさまざまな種類のリノベーションを参考に、便利でおしゃれな収納作りを検討してみてはいかがでしょうか?
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