リノベーション費用や資金計画の立て方【お金の基礎知識】

リノベーション費用や資金計画

リノベーションを実施する前には、資金計画を立てることがなにより大切です。

本記事ではリノベーション費用や資金計画の立て方についてご紹介していきます。

 

物件購入とリノベーションにかかる費用と割合

「物件を購入してリノベーションしたい!」という場合、「物件購入費+リノベーション工事費用」の2つの費用がかかります。

そこに加えて、仲介手数料・固定資産税といった「諸費用」がかかることがあります。

こちらの諸費用に関しては物件を購入した時にかかることが多く、中古物件の場合、価格の6~8%前後が諸費用に該当します。

 

物件購入にかかる費用の種類

物件購入にかかる代表的な諸費用は以下の通りです。

 

・仲介手数料

・売買契約に関する印紙税

・所有権移転登記費用

・固定資産税・管理費等の精算金

・不動産取得税

・住宅ローンの借入費用(住宅ローンを利用する方の場合)

 

上記のすべての費用を理解・把握しておく必要はありませんが、物件価格に応じて6~8%の諸費用がかかることを押さえておくことをおすすめします。

またこれらの諸費用は、基本的に住宅ローンの借入額として含まれないため、現金での支払いが必要となります。

 

リノベーションにかかる費用の種類

一方、リノベーションにかかる諸費用は以下の2種類です。

 

・工事請負契約書にかかる印紙税(1,000円~10,000円ほど)

・建築確認申請費用(増築する場合のみ)

 

このように、リノベーションにかかる諸費用の方が少ないということが分かります。

 

物件購入とリノベーション費用の割合

購入した物件のリノベーションを満足したものにするには、物件購入・リノベーション費用のバランスを把握しておく必要があります。

まず物件購入前に総予算を決定し、「物件購入コスト」「リノベーション工事コスト」を考えておくようにしましょう。

物件購入にコストをかけない場合、全面的にリノベーションを行うことができます。

物件の質を重視したいという場合、物件購入に関してある程度条件をそろえなければなりません。

「どちらのコストにどれくらいの費用をかけたいか」というバランスを考えて調節していきましょう。

 

リノベーションの資金計画はライフプランから

資金計画はライフプランから

リノベーションの資金計画は、今後のライフプランに関して見直しすることから始まります。

生活費・将来的な収入・子どもの有無と人数別の養育費・物件の管理費や修繕費など、なるべく詳細に今後のプランについて考えるようにしましょう。

「正直予想しにくい…」と感じる内容に関しては最悪の事態を想定しておき、予算がかかってしまうものとして考えておくことが大切です。

そうは言っても、やはりご自身で考えるだけでは細かな部分まで把握しきれないということもあるかと思います。

そのような場合には、専門家の知識・知恵を借りるというのも一つの方法です。

 

現状の自己資金はどのくらい?

現在の自己資産も把握しておきましょう。

「現状の資産がどれくらいあるか」「その中で自由に使える金額はどれくらいなのか」を検討します。

現金ではない資産の場合、「どのくらいのスピードで現金化が可能か」「査定金額はどれくらいになるか」ということも、できる限り具体的に把握しておくのが良いでしょう。

 

自己資金と借入金の割合

住宅ローンを利用する場合、「購入価格の2割ほどは自己資金で準備が必要」と考えている方も少なくありません。

しかし、頭金が全く無くても借り入れ可能なローンはあります。

実際、頭金はかからずに物件を購入している方もいます。

気になるのは、「どれくらいの金額までローン利用ができるのか」というポイントかと思います。

こちらに関しては、おおよそ年収の7~9倍までがローン利用が利用できる目安として考えられています。

 

リノベーションの予算を考える

用意できる自己資金とローンを組む総額がある程度予想できたら、それに基づき物件購入に必要な予算とリノベーションの予算について考えるようにしましょう。

 

資金計画をしないでリノベーションすると?

資金計画をしないでリノベーション

事前にしっかりと資金計画をせずにリノベーションをしてしまうと、資金不足でリノベーションの仕上がりが中途半端になってしまう可能性があります。

住宅の雰囲気や設備機能などは内装で大きく変わるもの。

資金不足でリノベーションが満足にできない場合、快適な暮らしとは程遠く、住むことすら難しいという物件になることもあるでしょう。

そういったことが起きないように、資金計画はきちんと練ることが大切なのです。

「お金のことも物件購入のこともリノベーションのことも、一つひとつ自分で考えて決定するのは大変だから、一つの会社にすべてまとめてお願いしたい」と思われる方も多いのではないでしょうか?

そのような方に向けておすすめなのは、住宅ローンも一緒に依頼できる「ワンストップ型」のリノベーション会社です。

スクールバスでは、そんな「ワンストップリノベーション会社」として資金計画相談をはじめ、リノベーション物件探し・建物検査・リノベーション工事、そしてオリジナル家具に関してまで、ワンストップでお手伝いさせていただきます。

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