シティライフを彩る、感性を映した住まい

コンセプト

東京でお仕事をされることをきっかけに、関東エリアでの住まい購入を検討されていたI様。
職場へのアクセスがよく、利便性・物件価値の高い都内エリアで物件をご購入。

求めておられたのは、海外のカフェのような雰囲気で住宅感のない空間。
「53平米というコンパクトな空間」「壁式構造で間取りが大きく変更できない」などの課題がある中、様々な工夫がなされました。

かつて壁に囲われ閉鎖的だったキッチンスペースは、向きをガラリと変更しオープンなレイアウトに。
メインに構えるキッチンカウンターは、I様が海外を訪れた際に気に入られたカフェの雰囲気をベースにデザイン。
「食事から作業まで幅広く利用できるスペースにしたい」というご希望から、R部分を取り入れたデザインで限られたスペースを有効に活用。調色を繰り返し決定したオレンジ色の天板は、艶を出し、強度を上げるために塗装を重ねました。LDKの広さを有効活用できるよう提案した備えつけのL字ソファは、I様と工場まで足を運び、クッションの沈み方・座り心地まで吟味し仕上げています。

それぞれのエリアで雰囲気を変えたデザインもI様邸の魅力。
ディスプレイを存分に楽しめるよう、壁一面に飾り棚を設けた廊下から一転、
寝室・洗面は海外ホテルにような落ち着きのある雰囲気に。
洗面のウッドパネルは塗装色を濃く、艶のあるものをチョイスし高級感のある空間を実現。
寝室天井のアクセントカラーも、I様のこだわりのひとつ。
壁紙では表現しにくい理想の色味を、ご自身で探された塗料で見事に再現しました。
お手洗いはアメコミ風のデザインで遊びの心ある空間に。

どの空間にもI様の“好き”が詰まった住まいが完成しました。