住まい全体が繋がるカリフォルニアスタイルリノベーション

コンセプト

アメリカで暮らされていたM様ご夫婦。
お子さまの誕生を機に日本で生活することを決意され、賃貸マンションでの暮らしを経て、ワンストップリノベーションができるスクールバスへ。
周辺環境や広さや最上階の陽当たりの良さなどを気に入られ、セントラルヒーティングが採用されていたこともポイントとなり、メゾネットマンションの一室を購入されました。

テーマにしたのは「アメリカの小さな家」
LivingDiningを一体的に広く、住まい全体が緩やかに繋がるカリフォルニアスタイルの空間を目指しリノベーション。

部屋やモノに直感的にアクセスできるよう間仕切りや扉をなくし、玄関〜LDK、2階まで間仕切りのない、開放的でオープンな間取りに。

1階は、玄関をあけるとLDKが奥まで広がる明るい大空間。
LDKをメインに、キッズルームやベッドルーム、ランドリーコーナーを備えたWICを新設。
洗面化粧台も1階の廊下にオープンに設置し、階段の下にはワンちゃんのおこもりスペース。
腰壁だった階段の手すりは木製でオープンなデザインに。
抜け感が出たことで開放感が増し、より空間全体が海外スタイルのように。
2階には浴室やゲストルーム、ご主人のワークスペースを配置していきました。

デザインは、アッシュ系の塗装で仕上げた床と白い壁をベースに、フレンチなディテールやスパニッシュな色味をプラス。
ホワイトカラーでまとめた框扉付きのオープンキッチンとテラコッタカラーのタイル、白目の床がカリフォルニアの雰囲気を醸し出す空間に。
ところどころに取り入れたアクセントカラーの壁もポイント。

最上階やメゾネットといった利点を最大限に活かしたリノベーションで、住まい全体が緩やかに繋がる空間を実現。
ヴィンテージ家具やカジュアルなインテリアが馴染む開放的な住まいとなりました。