1920年代のNYを表現。貴重なコレクションたちと暮らす映画のような家

concept
コンセプト

兵庫県芦屋市の「中古をマンションを買ってリノベーション」。

ディズニーやマーベル、ハリーポッターなど、海外の映像作品が大好きで、キャラクターのフィギュアやぬいぐるみを中心に数え切れないほどのコレクションを所有されているご夫婦。
新しいお住まいも作品をモチーフにしたアメリカンヴィンテージスタイルの空間にしたいとご来店いただいたのですが、対応させていただいた担当者も偶然それらの作品の大ファンで、初回のご相談から大盛り上がりでした。
ご依頼いただいてからも「あの映画のあのシーンを参考にしてみては」「あの素材を使えばあの映画に出てくるカフェみたいになるかも」と、お打ち合わせはいつも白熱。
「1920年代のニューヨーク」をリノベーションのテーマに、日常と非日常が交差する映画のミュージアムのような空間をご提案させていただきました。

ヘリンボーンで仕上げたオーク材の床やコンクリートの天井、ブリックタイルの壁を組み合わせた無骨な雰囲気がどこかヒーローのアジトのようで、泡入りのガラスをあしらったアーチ窓やペイント仕上げのモールディングドア、剥き出しの配管やトグルスイッチなども世界観にぴったり。
ダイニングキッチンもとある映画に登場するバーをイメージした空間になっており、框のデザインで仕上げたキッチンの木製カウンターなど、ディテールにとことんこだわってまさにディズニーが誕生した1920年代のアメリカを表現しました。

貴重なコレクションは専用のお部屋に。
ご主人の書斎に造作した本棚の中のドアから出入りできるようになっており、リビングのアーチ窓からもコレクションの一部がちらり。
いろんな角度から眺めて楽しんでいただけるようにしています。
他にも、あえてクラックを入れてエイジングを施したモルタル土間の玄関やラフな塗装で仕上げたアカシア材の廊下など、こだわりを挙げれば切りがないほど。
もちろん生活に支障を来さないよう「忠実に再現したい」という気持ちをグッと抑えながらプランニング。
ウィークインクロゼットやパントリー、シューズクロークを新設して収納力を高めたり、お掃除がしやすいようキッチンやダイニングの床を磁気タイルで仕上げたり、暮らしやすさにもしっかりと配慮し、やりすぎに注意しながらバランスよくデザインしていきました。

details
詳細

BEFORE

AFTER

DATA

リノベーション価格 1,320万円
施工面積 80㎡
築年数 20 年
工期 2.5ヶ月
所在地 兵庫県芦屋市
家族構成 ご夫婦
間取り 1LDK+DEN+HOBBY ROOM
物件種別 中古マンションリノベーション

STAFF

Coordinator Tatsuki Taniyama
Designer Masami Yamaguchi

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