古い木造住宅に住んでいる場合、住宅の劣化や不具合が所々に生じてきて心配だという方も多いのではないでしょうか?

築年数が長い住宅であれば、「建て替え」を検討されている方もいるかと思います。

今回は古い木造住宅でもリノベーションが可能なのか、またその際のリノベーション費用相場についても併せてご紹介していきます。

 

 

古い木造住宅でもリノベーションできる?

 

住宅は築年数に応じて劣化していきます。

一般的に木造住宅の寿命は30年程度だと言われています。

ただ、30年経ってしまったからといって住めなくなるわけではありません。

いろんな箇所に起きた不具合が原因で、建て替えを行う人が多くなることから寿命は30年程度と言われているのです。

しかし大規模な建て替えを行わなくとも、リノベーションを行うことによってその寿命を延ばすことはできます。

国土交通省が示す「木造住宅の寿命基準」としては、劣化対策を行った木造住宅の寿命は75~90年ほどです。

また長期優良住宅として認定された木造住宅の寿命は100年ほど住み続けることができると推測されています。

正しいメンテナンスを行うことによって、古い木造住宅でも長持ちすることが分かっています。

たとえ築年数が80~90年の古い住宅であっても、リノベーションによって住宅を再生させることは可能なのです。

 

 

リノベーションに必要な費用相場は?

古い木造住宅のリノベーションに必要な費用相場をリノベーション別にご紹介します。

 

間取り変更の費用

間取り変更のリノベーションは20万円ほどから500万円ほどまでと、その費用相場は幅広いものになっています。

「在来工法(軸組工法)」という比較的間取り変更が行いやすいものや、「ツーバイフォー工法」という間取り変更が行いづらいものまで、住宅構造によりそのリノベーションの自由度も異なります。

 

耐震補強リノベーションの費用

耐震リノベーションにかかる金額としては、25~200万円が費用相場になります。

「耐震金具の取り付け」「筋交い」といった比較的小規模な工事だけでなく、「屋根の重量を軽くする」といった大規模な工事まで工事内容はさまざまにあります。

 

断熱リノベーションの費用

古い木造住宅の特徴として、隙間風が多いことが挙げられます。

特に冬場になると家の中で戸を閉め切っていても風が入ってくるため寒いという難点があるのです。

これを解消するため、「断熱性能が高い窓に変える」「断熱材を壁の中に入れる」などの断熱リノベーションが必要になります。

木造住宅での上記のような断熱リノベーションの費用相場としては、20~120万円ほどになります。

住宅のすべての壁を断熱リノベーションする場合、300~500万円以上かかってしまう場合もあります。

 

スケルトンリノベーションの費用

スケルトンリノベーションを行う場合は、外装・内装を取り除き、骨組み・基礎を残すだけの大規模な工事になることから、その費用も高額になります。

建坪10坪程の住宅であれば、リノベーション費用は1,000万円以上かかります。

築年数が古い住宅の場合は、2,000万円以上かかる可能性も大いにあるでしょう。

 

 

 

おわりに

今回は古い木造住宅でもリノベーションが可能なのか、またその際のリノベーション費用相場についても併せてご紹介しました。

長年住み続けていた住宅だからこそ、できるならば建て替えを行うのではなくそのまま住み続けたいという人も少なくありません。

築年数が80年以上経っている木造住宅でも、リノベーションを行うことによって住み続けることが可能になる場合もあります。

住み慣れた家をリノベーションすることで、新築同様のきれいで快適な住宅を手に入れてみませんか?

 

 

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