古民家

古民家リノベーションが最近注目を集めています。

昔ながらの日本家屋をリノベーションすることで、昔懐かしい風情と最新の使いやすさの両立を実現することができます。

ただ、古民家リノベーションには注意点も。

古民家リノベーションのメリットと注意点について、ご紹介します。

 

古民家リノベーションのメリット

古民家をリノベーションすることには、どういったメリットがあるでしょうか?

その一部をご紹介します。

 

高い強度が期待できる

古民家の材料には、ケヤキやヒノキなどが使われていることが多くあるのです。

これらの木は、長く高い強度を保つことができます。

ケヤキで800年、ヒノキで1200年、強度を保ち続けることができると言われているので、高い強度を保ったままの古民家が多くあります。

基礎がしっかりとしていて、材料の強度が高い古民家をリノベーションすることで、高い強度の家屋に長く住むことができるようになるのです。

※古民家にもよるので購入時に注意が必要です。

どのような木材で作られているのか、築年数はどれくらいなのか、など気になることは購入前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

 

固定資産税の軽減

古民家をリノベーションすることで、固定資産税を軽減することができます。

固定資産税は、築年数によってその税額が決まります。

そのため、長い築年数を持つ古民家をリノベーションすることで、新築一戸建てを購入するのと比べて多くの税金を軽減することができるのです。

ただ、一点注意が必要です。

固定資産税の解釈は自治体によって異なります。

増築した場合には、十分に税金の軽減がされない場合や、そもそも増築をすることができないという場合もあるので注意しましょう。

 

日本家屋の趣

古民家には、日本家屋独特の趣があります。

古民家リノベーションをすることで、その趣を残したりより活かすようにしたりすることができます。

土間や吹き抜け、むき出しになった梁などをうまく活用することで、日本家屋独特の趣をリノベーションに取り入れることができます。

 

古民家をリノベーションするときの注意点

リノベーションの注意点

古民家リノベーションにはこのように多くのメリットがあります。

ただ、注意点もあるので、リノベーションする際には気をつけるようにしましょう。

 

断熱性に注意

古民家の断熱性は、最新の住宅のように高くありません。

それは、根本的な考え方の違いによるものです。

最新の住宅では、高気密高断熱にし、冷暖房で一定の温度を保つという考えが一般的です。

古民家はそれとは違い、風通しを大事にしたつくりになっています。

風通しの良い家は、夏は快適に過ごすことができますが、冬は暖房費がかさんでしまうこともあります。

リノベーションの際には、断熱性をどう高めるのか考えるようにすると良いでしょう。

 

耐震性に注意

日本が地震大国であることは昔から変わりません。

しかし、古民家が建てられた過去と、現在の家屋とでは、求められる耐震基準に違いがあります。

長い時を経た建築物であるために、目には見えない場所が破損していることもあります。

購入時には住宅診断をし、耐震性の確認をしましょう。

必要に応じて耐震の補強工事をするようにすると良いでしょう。

 

おわりに

大人気の古民家リノベーション。

雑誌やテレビで扱われることもあり、検討中の方も多いと思います。

古民家リノベーションには多くのメリットがある代わりに注意点もあります。

注意点に気をつけながら、リノベーションをすることで、古民家が理想のマイホームに生まれ変わることでしょう。

現代の利便性と昔ながらの趣を両立した、自分たちだけの理想的な家屋にリノベーションしましょう。

 

 

 

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