中古住宅のリノベーションを検討中の方へ間接照明のメリットを紹介します。

中古住宅のリノベーションをお考えの方はいらっしゃいませんか。
そのような方にぜひ知っていただきたいのが、間接照明のメリットです。
間接照明には様々なメリットがあるので、おすすめできます。
そこで今回は、間接照明のメリットについて紹介します。

 

中古住宅のリノベーションで間接照明を取り入れるメリットとは

中古住宅のリノベーションで間接照明を取り入れるメリットは主に6つあります。

 

空間に表情を与える

1つ目は、空間に表情を与えることです。
間接照明には、リビングやダイニングなどのスペースをおしゃれに演出する効果があります。
例えば、ダイニング・キッチンの下がり天井や廊下の天井に間接照明を取り入れた場合、広がりがある光の陰影ができ、モダンで研ぎ澄まされた空間になります。

 

リラックスできるスペースを作れる

2つ目は、リラックスできるスペースを作れることです。
リビングや寝室といったリラックスして過ごしたい場所に取り入れると、より効果的でしょう。

 

奥行きを作れる

3つ目は、奥行きを作れることです。
間接照明を取り入れたスペースには、奥まで続いているというイメージが生まれます。
例えば、折り上げ天井に間接照明を取り入れると、光の影が生まれ視線をコントロールすることにつながり、奥行きが生まれます。

このように、視線をコントロールすることによって、実際よりも広く感じられるようになります。
特に、縦長のリビングでお悩みの方におすすめです。

 

ダイナミックな雰囲気を演出できる

4つ目は、ダイナミックな雰囲気を演出できることです。
ダイナミックな雰囲気をつくりたい場合でも、間接照明は役立ちます。
例えば、ダイニングとキッチンの間にバーカウンターを設け、天板と天井に間接照明を取り入れると、間接照明の光が連なり、ワイド感を強調できます。

つまり、間接照明には横のラインを目立たせる効果があるため、バーカウンターなどのダイナミックな雰囲気を演出したい箇所にもおすすめです。

 

立体感でバランスを取れる

5つ目は、立体感でバランスを取れることです。
間接照明には、立体感を生む効果もあります。
例えば、壁と天井に凹凸をつくり間接照明を採用した場合、「空間のバランス感」と「壁や天井の立体感」が両立し、非現実的な印象を与えられます。

 

軽さと抜け感を作れる

6つ目は、軽さと抜け感を作れることです。
間接照明を取り入れると、どこまでも軽やか且つ抜けるような開放感も演出できます。

例えば、玄関ホールにある収納棚の下に取り入れると、光の陰影によって空間が軽やかな雰囲気になると同時に、抜けている印象も作れます。

軽さと抜け感があると、シンプルなイメージをつくることにもつながるため、シンプルなインテリアを重視している方は、ぜひ間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

間接照明の種類とは

ここまで、間接照明のメリットについて紹介してきました。
ここまで読むと、間接照明を取り入れたいとお思いになったのではないでしょうか。
しかし、間接照明を取り入れる際には、その種類について把握しておく必要があります。
そこでここでは、間接照明の種類を3つ紹介します。

 

コーブ照明

1つ目は、コーブ照明です。
これは天井を照らす間接照明なので、自然と目線が上の方に向きます。
そのため、天井を実際よりも高く見せられる効果があります。

 

コーニス照明

2つ目は、コーニス照明です。
これは壁を照らす照明です。
壁に光が反射すると部屋全体を明るい雰囲気にできるため、この種類は間接照明のうち明るい印象を与えやすいです。

また、この種類は造り付けだけでなく後から採用もできます。
例えば、TVボードや飾り棚と壁の間のスペースに設置することで、部屋全体をおしゃれな雰囲気にできるでしょう。

 

バランス照明

3つ目は、バランス照明です。
これは、1つ目と2つ目の種類を組み合わせたバランスの良い照明です。
間接照明の中でも目を引きます。
例えば、上下に光が反射することで、空間の広がりをより強く目立たせる効果が期待できるでしょう。
さらに、ミラーを使ったバランス照明を採用すると、ミラーの奥行きや立体感も演出できます。

 

間接照明を設置する際のポイントとは

次に、間接照明を設置する際のポイントを紹介します。

 

間接照明のみを採用しない

間接照明の明るさは、普通の照明の明るさと比べるとやや暗い印象になります。
リラックスするためのスペースには最適ですが、細かい作業をする場所には向かないかもしれません。
細かい作業をする場所に取り入れるのであれば、光の量が大きい照明器具を設置することをおすすめします。

 

光源を隠す

間接照明で用いられる光源はLEDが多いため、間接照明を直接見ると眩しく感じてしまいます。
光源を隠していないと、間接照明でリラックスできる空間をつくっているのにもかかわらず、眩しさで台無しになってしまいます。
このようなことを防ぐためにも、間取りイメージを練ってから、位置や見え方を深く考える必要があるでしょう。

 

おわりに

今回は、中古住宅のリノベーションで間接照明を取り入れるメリット、間接照明の種類、間接照明を設置する際のポイントについて紹介しました。
中古住宅のリノベーションをお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にして、理想的な間接照明を取り入れてみてくださいね。

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