学生時代、新築で建てられていく様子を眺めながら、「いつか住んでみたい」と憧れを抱いていたマンション。
時を経て、その思い出の場所で新たな暮らしをスタートすることになりました。
住まいづくりで目指したのは、アメリカでの暮らしを通して好きになった住まいの雰囲気を、日本でも再現すること。
間取りは大きく変えず、少しのアレンジで理想のスタイルへ変化するリノベーションを計画しました。
床は既存のフローリングの上からフロアタイルを施工し、コストを抑えながら空間の印象を一新。
さらに、造作の壁面収納を設けることで、物が増えやすいLDKもすっきりと暮らせる空間に仕上げました。
壁の塗装は、DIYがお好きなご夫婦と一緒に施工。
住まいづくりそのものが、ご家族にとって思い出に残る時間となりました。
LDKの主役となるキッチンは、カフェやショップのような雰囲気をイメージ。
L型の対面キッチンへ変更することで、家族のコミュニケーションが生まれるレイアウトに変更しました。
腰壁にはリブ材を採用し、オーク材の造作カウンターを組み合わせることで、温かみのある表情をプラス。
キッチン壁面・柱には、ブラックとアイボリーのサブウェイタイルをツートンで貼り分け。ニューヨークを思わせるデザインが、LDK全体を印象づけるアクセントになっています。
既存の間取りを活かしながらも、素材や色使いを見直すことで、海外の住まいのような空気感に。
海外で過ごした時間の記憶と、これから積み重ねていく新しい暮らしが、自然につながる住まいとなりました。