多彩な過ごし方に寄り添う、海を臨むセカンドハウス

concept
コンセプト

セカンドハウスとして購入されたマンションのリノベーション。

今回が二度目のリノベーションとなるK様。
「思い切ったことがしたい」という想いがある一方で、セカンドハウスとして購入されたこの住まいをどう活用していくかは、まだ模索中の段階でした。
自然素材を活かしながら、ホテルライクな空間に温かみを添えたいというご要望のもと、スクールバスからは3つのリノベーションプランをご提案。
オフィスとして、ご友人を招いてのパーティーや料理教室の場として。
その時々で使い方を変えられる柔軟さを持ちながら、休日には一人の時間を心ゆくまで愉しめるリラックス空間を目指し、セカンドハウスリノベーションの計画がスタートしました。

この住まいの最大の主役は、なんといっても窓の向こうに広がる圧倒的な海の景色。
窓枠によって切り取られた景色はまるで一枚の絵画のようで、その眺めを「一番いい高さ」で楽しむために設けたのが、住まいの核となる「スキップフロア」。

発想のきっかけとなったのは、K様がサウナで体験された段状の空間でした。
高さによって景色の見え方が変わるその体験をヒントに、広いLDKの中に立体的な高低差を計画。
座る場所によって視線の高さが変わり、それぞれ異なる表情の海を楽しめる設計に。
壁で仕切るのではなく、段差によって緩やかに空間を区切ることで、圧倒的な開放感を保ちながら、一人でも大勢でも思い思いの場所で過ごせる、心地よい空間としました。

また、日常の住まいではないからこそ、素材選びは「メンテナンス性」よりも「経年変化」を愉しめるものを優先。
廊下のサイザル床やタイルの洗面台、モルタルのカウンターなど、どれもお手入れに少し手間はかかりますが、使い込むほどに愛着が湧く本物志向の素材ばかり。
LDKの床にはあえてフローリングを用いず、セカンドハウスならではの非日常感も演出。
あわせて、ラワン材とステンレスを組み合わせた造作キッチンや大きなモルタルのカウンターも、多人数での利用を想定した汎用性の高い仕様に。

K様が理想とされたホテルのような端正さの中に、手触りのある素材の温かみが加わり、心地よい居場所が完成しました。
これから年月を重ねるなかで、素材がどのように表情を変えていくのか、その変化もまた楽しみな一軒です。

details
詳細

BEFORE

AFTER

DATA

事例No. 155
施工面積 95㎡
築年数 36 年
工期 3ヶ月
所在地 兵庫県神戸市須磨区
リノベーション価格 1,400万円
家族構成 2人暮らし想定
間取り 1LDK+WIC
物件種別 中古マンションリノベーション

STAFF

Planner Honoka Sawada
Designer Rie Yoshida
Ref. 3712

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