プラスター ボードとは?メリットとデメリットを解説します!

2022/10/1(sat)

「プラスターボード」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
実は、プラスターボードには多くの魅力的な性能がありますので、安心して生活を送ることを手助けしてくれます。
この記事では、プラスターボードについてメリットとデメリットを併せて詳しく解説します。

 

□プラスターボードとは?

「プラスターボード」と聞いても、あまりイメージできないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、プラスターボードについてご紹介します。

プラスターボードとは、焼いた石膏に、パーライトやおがくず等を混ぜて水で練ったものを厚紙の間に挟んで作られた板材料のことを指し、石膏ボードとも呼ばれています。
プラスターボードは、室内の仕上げの下地材として、主に天井や壁などに使われています。
性能としては、耐火や防火、遮音、断熱性能に優れており、広く普及しています。

石膏の安全性が気になるという方もいらっしゃると思いますが、石膏は、硫酸カルシウムを主成分とした自然の鉱物です。
焼石膏という状態の石膏であれば、水と混合すると「二水石膏」という状態に変化し、さらに硬化する際に収縮しないため、ひび割れが発生しないので安心です。

このような特徴が石膏にはありますので、身近な例で言うと、骨折した患部の固定にギプスとして利用されていたり、歯科治療での型取りに用いられていたり、漢方薬に配合されていたりします。
そのほかにも、美術や工業など多岐にわたっており、実はとても身近な存在なのです。

プラスターボードは、種類によってサイズや厚さは異なります。
それぞれに特徴があるので、用途に応じて使い分けできます。

一般的なプラスターボードの厚さは、準不燃が9.5ミリメートル、不燃が12.5ミリメートルです。
石膏の芯にガラス繊維を加えて耐火性能が強化されたプラスターボードであれば、厚さは12.5ミリメートル、15ミリメートル、21ミリメートルの3種類があります。

サイズは、壁用のプラスターボードは主に4種類で、3×6、3×8、3×9、2×6が多く用いられます。
天井用のプラスターボードでは、一般的に3×1.5と3×3が用いられます。
このようにプラスターボードの種類は多岐にわたります。

 

□プラスターボードのメリットとデメリットについて

では、そのような特徴のあるプラスターボードには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ここからは、プラスターボードのメリット・デメリットについてご紹介します。

1つ目は、コストを抑えられることです。
ベーシックな製品であれば比較的コストを抑えられるでしょう。

2つ目は、施工性に優れていることです。
プラスターボードをアレンジしてサイズを変更したい場合でも、特殊な工具は不要です。
のこぎりやカッターで簡単にカットすることができます。

3つ目は、耐火性や断熱性が高いことです。
芯材である石膏が火にあたると焼石膏に変化し、それは燃えることはありません。
さらに、石膏にはおよそ20パーセントの水分が結晶水という形で含まれていますので、火災で高温になったとしてもその水分が水蒸気として少しずつ放出されます。
このような特徴があるので、火災になったとしても、炎が燃え広がってしまうのを防いでくれるでしょう。

4つ目は、遮音性が高いことです。
プラスターボードは施工の際に、壁の内側に空間を設ける構造となっているので遮音性が高くなっています。

では、一方でプラスターボードのデメリットは何でしょうか。

1つ目は、点の衝撃に弱いこと、欠けやすいことです。
プラスターボードは、地震や強風による揺れ等の面の衝撃には強いです。
しかし、点の衝撃には弱く、鋭いものがぶつかった場合は欠けてしまうこともあります。

2つ目は、水分に弱いことです。
石膏は水分を含むと強度が低下してしまう恐れがあります。
そのため、日常的に水分がつきやすい場所に用いることはできません。
湿度が高い場所で使用するのであれば、防水性や耐水性の高いものを使用する必要があります。

ここまでは、プラスターボードのメリットとデメリットをご紹介しました。
では、プラスターボードが使用された壁がある場合、どのようなことに注意すべきなのでしょうか。

まず、アンカーやフックを使用したい場合です。
木の壁に使用するのであれば、釘やネジを打つことで固定できます。
しかし、プラスターボードでは、先ほどデメリットでも述べたように、同様のことをすると砕けてしまいます。
そのため、プラスターボード用のアンカーやフックを使用しましょう。

次に、重量物を設置する場合は下地を追加することです。
テレビといった重量物を設置したい場合、プラスターボードの裏側にある下地までしっかりとネジを差し込み、固定する必要があります。

以上のことを注意して、安全にプラスターボードを利用しましょう。

今回は、プラスターボードについてメリットとデメリットを併せて詳しく解説しました。
メリットやデメリットをご理解していただけたと思いますので、それぞれの観点を比較しながら検討してみることをおすすめします。

 

 

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