中古マンションリノベーションを考えている方へ!壁紙の張り替えについて紹介します!

中古マンションを買ってリノベーションしたいと考える方は多いのではないでしょうか。

リノベーションをすると部屋の印象が変わりやすい場所をご存じですか。

実は壁紙をきれいにするだけで部屋の印象が良くなります。

そこで今回は、中古マンションリノベーションの中でも特に壁紙の張り替えについてご紹介します。

 

壁紙を張り替えたほうが良い場合と張り替えのメリットとは

 

壁紙を張り替えたほうが良い場合

中古マンションであれば、壁に傷や汚れが多少あることは想定内でしょう。

しかし、あまりにひどいとリノベーションで新しく張り替えることをおすすめします。

ここでは、具体的に壁紙を張り替えたほうが良い場合について紹介します。

 

極端に汚れている

1つ目は、極端に汚れている場合です。

特に築浅で低価格な中古マンションは何かしら欠陥があることが考えられるでしょう。

その1つが汚れです。中古マンションといえども綺麗な方が良いでしょう。

見てすぐにわかるレベルの汚れがある場合は、壁紙の張り替えを検討することをおすすめします。

 

臭いがついている

2つ目は、においがついている場合です。

前に住んでいた人がタバコを吸っていたり、ペットを飼っていたりするとにおいが染みついている可能性があるでしょう。

汚れなど視覚的な不快感ももちろんですが、嗅覚への不快感もなくすことをおすすめします。

においが壁についている場合には、天井にもにおいが染みついている場合があるので、天井のクロスの張り替えも検討すると良いでしょう。

 

穴が開いている

3つ目は、大きな穴が開いている場合です。

画鋲で開けた程度の穴であれば生活していて気にならないかもしれませんが、大きな穴で気になるようであれば壁紙の張り替えをおすすめします。

壁には厚い壁である戸境壁と薄い壁である間仕切壁の2つがあります。

穴が開いている壁が後者であれば簡単に穴をふさげるでしょう。

一方、戸境壁である場合、壁ではなく内部のコンクリートに傷がついている可能性があります。

その場合はマンションの管理組合に連絡すると良いでしょう。

 

壁紙を張り替えるメリット

壁紙を張り替えるメリットは視覚的に落ち着ける点です。

室内で最も面積が大きく目に付きやすいと言えるのは、壁紙です。

壁紙が汚いと部屋の印象が一気に悪くなるでしょう。

特に知らない人がつけた傷や汚れであれば気分が下がります。

今後快適に暮らすためにも、気になる箇所があれば壁紙を張り替えることをおすすめします。

 

壁紙の張り替えに必要な費用とは

中古マンションの壁紙の張り替えには、大きく分けて材料費と張り替えのための工事費があります。

特に張り替えの面積によって価格が変動するので、ここでは面積ごとの価格を紹介します。

張り替える壁紙や、工事費用の基本料金などは業者によって異なるため、実際に依頼する業者に自分で確認してみてください。

 

壁紙費用

はじめに平均的な壁紙に必要な費用を紹介します。

壁紙の種類は大きく分けて、量産クロスと一般クロスの2種類があります。

8畳の部屋の場合、量産クロスでは5万円程度、一般クロスでは5万円から8万円ほどかかります。

12畳の部屋の場合、量産クロスでは5万円から7万円、一般クロスでは7万円から10万円必要になるしょう。

 

工事費用

次に工事にかかる費用を紹介します。

張り替えの工事費用としては、施工費、下処理費、古い壁紙の処分費用が含まれることが多いでしょう。

これらを含んで2万円から5万円が工事費である場合が多いです。

工事費用には何が含まれているか気になる方は、ご自身で確認してみることをおすすめします。

 

見積もりの際のポイントとは

ここでは壁紙の張り替えにかかる費用の見積もりの際に気を付ける3つのポイントを紹介します。

 

内訳の確認

1つ目は内訳の書き方です。

業者によって見積もりの内訳の書き方は様々です。

内訳の書き方によっては安そうに見えても実はオプションで費用がかさむということもあり得るでしょう。

提示された価格には何が含まれているのかを確認することをおすすめします。

 

単位の確認

2つ目は単位の書き方です。

面積表示には大きく分けて平米とメートルの2種類がありますが、提示されたものがどちらの単位で求められているかを確認しましょう。

他業者との価格を比較する際には特に気を付けることをおすすめします。

 

施工面積の確認

3つ目は施工面積への確認です。

見積もりの際、単価がいくらになるかを確認しがちですが、業者によって施工面積の見積もりが異なる場合があります。

最終的な価格は単価と施工面積を掛け合わせた額なので、単価だけではなくどれくらいの施工面積で見積もっているのか確認しましょう。

最終的に判断する際には、単価や施工面積だけではなく合計金額を算出してもらうことをおすすめします。

 

おわりに

今回は、中古マンションの壁紙の張り替えについて紹介しました。

壁紙は、中古マンションのリノベーションの前と後で最も部屋の印象が変わりやすい場所でもあるので、慎重に検討することをおすすめします。

中古マンションのリノベーションを考えている方の参考になれば幸いです。

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