これからマイホームをお考えの方は、お子さんがすくすく成長できる環境を作ってあげたいと思われるケースも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子育てしやすい部屋作りのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

お子さんの成長に合わせた部屋づくりについてご紹介!

ここからは、お子さんの成長を4段階に分けて、それぞれの時期に最適な部屋作りをご紹介します。

 

乳児期(0~1歳)

まずは、乳児期(0~1歳)です。
お子さんが小さいうちは、母親のいる場所が子どものいる場所となるので、まだ個別の部屋は必要ありません。
リビングの一角にベビーマットなどを用意し、親御さんの目の届く場所で過ごさせれば安心ですね。

おむつやミルクなどの頻繁に使用するグッズの仮置き場をリビングに用意すると、お世話する際に非常に便利です。
これらのグッズはやがて不必要になるので、あくまでも仮置き場で大丈夫です。
また、子育てに時間が費やされると、家事の時間がどうしても減ってしまいます。
そこで、キッチンや洗濯機、バスルームなどの水まわりをまとめて設計し、効率的な動線を意識した間取りにすることで、家事ストレスが少なくて済むでしょう。

 

幼児期(1~6歳)

次に、幼児期(1~6歳)です。
この時期も、まだまだ親の目の届く範囲で過ごす段階で、お子さんも親の側にいたがるでしょう。
この時期になるとだんだんおもちゃが増えてくるので、自分のものは自分で片付ける習慣をつけてあげるのが良いですね。
ただ、まだお子さん1人で全て片付けるのは難しいので、リビングの一角に収納スペース設けて、ご家族と一緒に片付けるようにしましょう。

部屋の中に持ち込みづらいベビーカーや自転車、泥のついたスコップなどを保管するスペースを確保するためにも、広めの玄関を作ると快適です。

 

ジュニア期(7~12歳)

続いて、ジュニア期(7~12歳)です。
基本的にはリビングで過ごすことも多いですが、そろそろ子供部屋を作るのも良いでしょう。
小学生になったら、自分のものは各自で管理するようにするのが良いですね。
そのため、子ども部屋には、ランドセルや学校の教科書など私物を保管する場所を作り、子どもでも管理しやすい収納方法を工夫するのがおすすめです。

リビングで母親とおしゃべりをしながら宿題をするお子さんもいらっしゃるので、リビングのテーブルは大きめに設けて多目的で使用できると良いでしょう。
また、対面式のキッチンなら、子供から食事の支度をする親の姿が見えるため、お手伝いにも誘導しやすいでしょう。

 

思春期(13~18歳)

最後に、思春期(13~18歳)です。
お子さん自身も個室を要求しだす時期ですね。
思春期は大人と子どもの狭間であり、一人になれるスペースも必要です。
ただ、親の目が届かない状態だと子どもが何をしているか不安ですよね。

そのため、部屋の使い方については、カギをかけない、部屋にゲームやスマホを持ちこまないなどの約束を作っておくのが良いでしょう。
この時期も、引き続き私物や部屋を自己管理するように教えます。

 

子育てしやすい家の間取りのポイントをご紹介!

ここからは、子育てしやすい部屋の間取りのポイントを4つご紹介します。

 

リビングやダイニングは広い空間を設ける

1つ目が、リビングやダイニングは広い空間を設けることです。

お子さんが小さいうちは一日の大半の時間を親御さんと過ごすため、家族団らんの空間であるリビングは広い空間にするのがおすすめです。
空間に余裕があれば子供がおもちゃを広げてのびのびと遊べますし、将来的にご家族が増えたときも安心です。

 

リビング階段などで家族と必ず顔を合わせる工夫

2つ目が、リビング階段などで家族と必ず顔を合わせる工夫をすることです。
家づくりにおいて、ご家族が自然と顔を合わせてコミュニケーションを図れる環境づくりも非常に大切です。
例えば、リビングの中に階段を設置することで、家族が自然と顔を合わせることになります。
個別の部屋に行く際に必ずリビングを通る環境にすることで、家族のコミュニケーションが増えますし、子供の顔色の変化や勝手な外出に気づきやすくなるのもメリットです。

 

子供たちが見渡せるキッチン

3つ目が、子供たちが見渡せるキッチンです。
お子さんが小さいうちは、なかなか目が離せませんよね。
キッチンからリビングを隅々まで見渡せる間取りにすれば、家事をしながらお子さんの様子が確認でき、安心です。
また、子どもと会話をしながら家事を進められてお手伝いのきっかけにもなりますし、子どもからも常に家族の姿が見えるため安心感に繋がるでしょう。

 

玄関を広めに設ける

4つ目が、玄関を広めに設けることです。
玄関は非常に重要な空間で、赤ちゃんがいるご家庭はベビーカーを保管するスペースが必要となり、大家族だと大量の靴や傘が散乱することになります。
そのため、玄関を出入りするだけの場所ととらえず、できるだけ広めに作っておくのがおすすめです。

 

おわりに

今回は、お子さんの成長に合わせた部屋作りについてご紹介しました。
また、子育てしやすい家の間取りのポイントについてもご紹介しました。
この記事を参考に、お子さんと一緒に快適に暮らせるマイホームを叶えてくださいね。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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