中古住宅のリノベーションでの防音について専門家が解説します!

2020/6/18(thu)

中古住宅をリノベーションして自分の趣味を思いっきり楽しみたいという方は多いのではないでしょうか。

そして、趣味といえば楽器演奏や映画鑑賞という方も多いはず。

その場合、どうしても付きまとってくるのが音の問題・・・

今回は、場面別に防音対策について紹介します。

 

□防音対策をする必要がある場面

一口に防音対策といっても、どんな音を防ぎたいのかで防音の方法も変わってきます。
ここからは、場面別の防音対策について説明していきます。

まずは、楽器をお家の中で演奏したい場合です。
楽器にもよりますが、ギターなどの比較的音が小さいものであれば、簡易的な組み立て式防音室で十分でしょう。
また、楽器演奏を目的とするのであれば、反響を防ぐ吸音材も必要になります。

次は、大音量で映画やスポーツ観戦をしたい場合です。
スピーカーの低音は音が外に漏れやすいので、性能の高い防音室にしましょう。
床や天井だけでなく、窓やドアなどの開口部も忘れずに防音化してください。

他には、子供の足音やペットの泣き声が気になる場合です。
子供の足音は、防音二重床などで対策をするのが理想ですが、カーペットなどでも十分です。
一方、ペットの鳴き声はかなり大掛かりな対策が必要になる場合が多いです。
費用の面で不安な方は、防音ケージといった商品も販売されているので、検討してみてください。

最後に外の騒音を防ぐ方法を紹介します。
車や電車の音が気になる方は、防音用の内窓を設置しましょう。
既存のサッシに取り付けるだけなので簡単に設置できます。

 

□リノベーションでの防音対策の例

 

床の防音対策では、先ほども紹介した「二重床」について、もう少し詳しくみていきましょう。
床の下には「床スラブ」というコンクリートの板が入っています。
この厚みが防音に影響してくるのですが、築年数の経過している住宅では薄く作られていることも珍しくありません。
二重床は床スラブとフローリングの間に空間を設けて遮音します。
二重床に関しては、他にも種類があるので、興味のある方は調べてみてください。

壁の防音対策では、壁の厚みによって対応を変えます。
およそ180mm以上の場合は、コンクリートにビニールクロスを直貼りする方法になります。
150mm以下の場合は、リノベーションで壁の内部に吸音材や遮音材を使用して防音効果を高めましょう。

ここまで中古住宅の防音対策についてご紹介してきました。
中古住宅は物件によって対策が必要かどうかは変わってきます。
防音対策が必要かどうか知りたいという方はお気軽にご連絡ください。

 

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