中古住宅のリノベーションを検討している方へ!耐用年数はどのくらいが目安?

2020/5/22(fri)

中古住宅を購入する際に多くの方が気にするのは建物の安全性ではないでしょうか。

この建物の安全性を示すと思われている住宅の耐用年数ですが、実は正確には建物の安全性を示す指標ではないことをご存知でしたでしょうか。

今回は、リノベーションを検討の方に向けて中古住宅の耐用年数の目安を紹介します。

 

 

□中古住宅の耐用年数の目安とは

冒頭でも紹介しましたが、耐用年数という指標は建物の安全性を正確に示してくれる指標ではありません。
もともとこの指標は、税務上の減価償却処理を行う場合の基準として設定された年数になります。
ここからは減価償却および耐用年数とは何かについて詳しく紹介していきます。

*減価償却とは

突然ですが、住宅などの固定資産における価値の測り方について考えたことはありますでしょうか。

他の条件がすべて同じであれば、中古住宅の価値は新築住宅の価値よりも低くなることには納得していただけると思われます。
この直感的な考えを具体的に評価してくれる概念が減価償却です。
住宅などの固定資産は購入後からしばらくの間は有用なものですが、減価償却された価値は当初の価値よりも一定の割合で減少します。

 

*耐用年数とは

税金の世界においては、一定の年数までは減価償却が行われますが、それ以降は減価償却されることがなくなります。
この一定の年数のことを耐用年数と呼んでいます。

耐用年数は建物の種類によっても変わりますが、ここでは個人向けの建物の耐用年数を紹介しましょう。
木造の場合は20年ほどですが、鉄筋コンクリート造の場合は50年ほどになるとされています。

 

*建物の安全性の評価方法とは

ここまで耐用年数の概念に関連した話を紹介してきましたが、結局のところどのようにして建物の安全性を測れば良いのでしょうか。

先に申し上げますと、住宅の管理の仕方によって建物の安全性は大きく変わるのです。
ですから、目安となる基準はあるものの、その基準とは大きくずれることもあります。

大体の目安として言われているのが、最も長い寿命を持つ鉄筋コンクリートであれば40~90年ほどです。
一方、木造住宅は30~80年ほどとやや短めであることが分かります。
この目安の振れ幅の大きさは管理状態によるものが大きいでしょう。

今回はリノベーションを検討の方に向けて中古住宅の耐用年数の目安を紹介しました。
耐用年数を気にすることも大事ですが、リノベーションを検討されている方であれば実際の建物の安全性にも気を配る必要があるでしょう。
当社では建物診断を実施しておりますので、ぜひご活用ください。

 

 

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